特許権侵害紛争における損害賠償

2013年9月16日
石垣浩晶

特許権侵害訴訟における「損害論」の法律上の考え方と、立証方法に関するヒントを経済学的な観点を交えて解説しています。また、東ソーとミヨシ油脂の間で争われた飛灰中の重金属の固定化方法及び重金属固定化処理剤事件〔平22(ネ)10091号〕を取りあげ、特許法102条1項、2項、3項がどのような場面で適用されているのか、当事者の主張や裁判所の判断を紹介しながら、その実例についても説明しました。