電子部品に係わる特許侵害訴訟

概況

ある日本企業は海外の電子部品メーカーが自己の特許を侵害しているとして、特許侵害に係る損害賠償請求を提訴しました。

NERAの役割

原告は最終製品の売上をベースとして、多額な損害額を主張していました。NERAは、海外の電子部品メーカーの依頼を受けて損害額の算定を行いました。 NERAは、最終製品の売上というよりは、当該特許が組み込まれている部品の売上高をベースに、あるべき損害額は原告が主張する金額よりは大幅に低い水準 になるべきであることを示しました。 

結果

裁判所は、原告が主張していた損害額を大幅に下回る判断を示しました。