資本市場アドバイザリ・訴訟支援

NERAの資本市場プラクティスは、証券・金融訴訟対応支援と、バリュエーションやリスク管理などのアドバイザリが中心となっています。

証券・金融訴訟訴訟対応支援においては、情報開示や組織再編、破産などに関連する訴訟、金融機関と顧客間の係争、一般的な商事係争に係る国際仲裁事案などにおいて、市場や規制環境等についての専門的知識と経験を有するエコノミストが、損害や因果関係、その他経済的論点についての立証のための意見書作成、証言などを行います。NERAは、数百に上る米国での訴訟において意見書や証言を行った実績を有しており、日本においても、虚偽記載やインサイダー取引に伴う損害賠償訴訟、マネジメントバイアウトや企業買収等における株式買取請求事件等で計量経済学を用いたイベント分析による株価分析を提供しています。

NERAの証券・金融アドバイザリ業務は、M&Aなど組織再編に係る株式価値、デリバティブや複雑な金融商品、従業員ストックオプションの評価などバリュエーション領域で多くの実績を有しています。会社法や金融商品取引法、日米会計基準の知見を生かして、株主や規制当局など第三者の批評に耐えうる、付加価値の高い分析を提供しています。金融機関や事業会社のリスク管理については、事業の特性に合わせたシステム構築を提案し、製造物責任やサプライチェーンリスクなど、一般的な手法では評価が困難な分野についても独自のデータベースやモデルを用いた評価を行い、保険上限設定など、様々な局面でクライアントのリスク管理を支援しています。