Dr. Lawrence Wu

学歴

シカゴ大学経済学部博士
スタンフォード大学経済学専攻

職歴 

独占禁止法及び知的財産の専門家であり、米国地方裁判所やその他様々な規制訴訟の場面で証言を行なってきた経験を有する。NERA参画以前は連邦取引委員会（FTC）のスタッフエコノミストとして、また現在はスタンフォード大学の経済政策研究機関（SIEPR）の客員教授としても活躍している。

独占禁止法の分野においては、数多くのM&Aの市場競争への影響の分析を行ってきた経験を有する。また、クラス承認、賠償責任、損害賠償関わり、経済専門家として法廷で証言した経験を有する。カルテルや、独占的契約、価格差別、排除型独占的行動に関する訴訟における市場画定や市場支配力に関する証言も行った経験を有している。このような競争問題についての分析を小売業、製造業、サービス業など多種多様な事業に提供しており、その中でも特に健康保険、病院経営、診療サービス、医療機器及び技術を含むヘルスケア業界での分析において広く認知されている。

知的財産の分野においては、合理的な特許権使用料に関する証言を行なった経験を有し、特許プールについての論文執筆やコンサルティングサービスの提供も行なっている。

執筆活動については、独占禁止法の経済分析に関する２冊の書籍の編集者となった経験を有する。合併分析、市場占有率に基づく合併審査、合併の実証分析、特許プール、多角的に見た市場占有率などに関する数多くの記事を執筆し、これらはAntitrust、The Antitrust Bulletin、 Antitrust Chronicle、Antitrust Report、The Antitrust Source、European Competition Law Review、Journal of Business Venturing, and Medical Careに掲載されてきた。また、数多くのカンファレンスやセミナーにもスピーカーとして招待され、活躍している。

スタンフォード大学経済学部を卒業後、シカゴ大学経済学部で博士号を取得している。